ノロウイルスQ&A スタート
ノロウイルスの流行期がやってまいりました。 とても感染力が強く特効薬のないノロウイルは、“罹らないこと”“広げないこと”がとても大切になります。 厚生労働省のQ&Aから正しい知識を皆さんにお伝えしたいと思います。 Q1 ノロウイルスによる胃腸炎はどのようなものですか? A1 ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。 ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。
従って、皆様の周りの方々と一緒に、次の予防対策を徹底しましょう。 患者のふん便や吐ぶつには大量のウイルスが排出されるので、 (1)食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。 (2)下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしまし
インフルエンザ一問一答 第5弾 ラスト
Q インフルエンザにかかったとき、特にきをつけることは? A 「他の人にうつさない」ことが大事です 同居する他の家族、特に重症になりやすいお年寄りなどにはなるべく接触しないよう心がけ、患者さんはできるだけ他の家族と離れて静養しましょう。 ・感染予防のため1時間に1回程度、短時間でも部屋の換気を心がけましょう。 ・せきが出るときは、患者さんはマスクをつけましょう ・家族が患者さんと接するときには念のためにマスクを着用し、お世話の後はこまめに手を洗いましょう ・熱が下がった後も2日程度は他の人にうつす可能性があります。ねつが下がって症状が治まっても、2日ほど学校に行かないようにし、自宅療養することが望ましいでしょう。 ・しかしインフルエンザの感染力はとても強く、このような対策を行っていても家庭内の誰かにうつってしまうことがあります。家族の一人ひとりがインフルエンザ対策に取り組むことが大切です。 Qせきエチケットってどういいうこと・ A 「せきくしゃみをするときは、飛沫に病原体を含んでいるかもしれないので気を付けましょう」ということです。 ・せきやくし
インフルエンザ一問一答 第4弾
Q インフルエンザかなと思ったらどの医療機関に行けばいいの? A 近くにある医療機関に受診しましょう ・周りの人にうつさないようにマスクをしていくとよいでしょう。 ・普段からかかりつけ医をみつけておくことも大切です。 Q インフルエンザはどうやって治すの? A インフルエンザの治療には、抗インフルエンザウイルス薬というものがあります。 ・薬は医師が必要と認める場合にのみ処方されますので、処方されたら指示に従って服用してください。 ・症状がある間は水分の摂取も必要です。汗をかいたときや脱水症状のよぼうのためにもこまめに水分を補給しましょう。 当院では抗インフルエンザウイルス薬を院内処方し、その場で服薬指導もしています。